OAシステムの民主化・科学化 2
それは丁度、財務会計制度にともなう財務公開制とか、企業会計方式の導入とか、新しい時代に即応した、制度の活用を図っていかなければならないのと同じです。
第一に、OAシステムを単に内部事務の効率化という限られた次元の効果としてとらえないことです。
行政政策決定の最適化システムとか市民サービスの向上といったより高い次元へのシステム設計をもって導入を図っていくことです。
そのための第一条件がOAシステムの科学化です。
つまり、これまでコンピュータ化は、大量行政事務の機械的処理を中心として導入されてきました。
現在のOA化もその延長線上にありますが、将来は政策決定の最適化をめざして「総合行政情報システムの確立」をめざすことになるでしょう。
今後はかつての高度成長のように大きな変革はなく、キメ細かい施策の積み重ねが求められ、しかも行政内容も地域福祉を中心とした住民ニーズに基づく行政の優先度が高まってきます。
そのため情報収集の的確さ、迅速な情報分析、さらには政策決定への反映と行政政策の予測・総合化が求められます。