経理操作と「秘密主義」 3
「公共の福祉」を目的とする公企業との取引内容は、私企業の利潤追求のために、公企業が食い物にされないよう、国民の前にガラス張りにされなければならないものといえます。
・・・しかも、その後の毎年のような運賃の値上げは、ほとんど旅客の方ばかりで、貨物運賃の上げ幅ははるかに低くおさえられています。
そして77年12月には、国鉄の運賃値上げは、国会の決議がなくても、一定限度までは運輸大臣の認可によって自由に行なえるように国鉄運賃法が改悪されました。
国鉄当局の発表によると、国鉄の赤字の合計は、78年度末で2兆6141億円に達するといわれます。
しかし、その大きな原因になっているのが、10兆円余にのぼる長期借入金の利子で、年間8392億円になると計算されています。
「国民のための国鉄」の発展のためには、その「独立採算制」と「受益者負担」の原則のあり方を根本的に再検討し、国の責任をはっきりさせるとともに、経営内容をガラス張りにすることが求められるのです。
終りに、国民のための公共放送機関とされているNHKについてみてみましょう。
NHKは私企業でもなければ、国有企業でもありません。