茨城いいとこ2
アートフォーラムと名のつけられた一階のコーナーには複製の作品が展示してある。
美術館で複製とはと思うが、複製作品の展示は本物への手引き、ととらえ、開館以来続けられている企画である。
訪れた日は、モネの作品が複製と書かれて展示してあった。
名作の複製画はなかなかの人気で、小・中学校や公民館への貸し出しも盛である。
水戸に生まれ、五浦で新日本画の創造をめざした横山大観の「流燈」、河童で知られる小川芋銭の「河童」や「祭画」、牛久沼のほとりに住んだ芋銭の河童はどこか愛敬があって楽しい。
男まさりの性格でエピソードも多い奥原晴湖の「富貴飛燕、芙蓉斐翠」、中国の画人費晴湖に傾倒して晴湖と号したといわれている。
木村武山の「小楠公」は、南北朝時代の武将楠木正成の子、正行を描いたものだが、後ろを振りかえっている姿がなんとも可愛らしく、美しい。